代掻き 2021 - 02

田植え前の準備 代掻き

種まきから一ヶ月ほどが経ちました。いよいよ田植えの時期を迎えます。

田植えに備え、田んぼに水を引き、土を細かく砕き表面を平らにする代掻きを行います。

代掻きの効果とは

  1. 田んぼの高低差を均一にして水回りを安定、管理を容易にし、
  2. 田んぼをかき回して土をドロドロに練り上げ、雑草を抑え、
  3. 苗を植えやすくし、根張りがよくなることです。

代掻き後に水を張った田んぼは鏡張りの幻想的な美しさを現し、明治初頭に大英帝国の旅行家イザベラ・バード が置賜を訪れ、”鋤(すき)で耕したというより鉛筆で描いたように美しい、ここは東洋のアルカディア(桃源郷)”とその著書「日本奥地紀行」で表しているそのものの光景が目の前に広がります。

田園散居村が広がる飯豊町下椿の本領発揮です。

もうまもなく田植えが始まります。

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