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お米づくりスタート 育苗箱に種まき

飯豊町は今が種まきに最適な時期。

これから収穫まで7ヶ月間、稲作中心の生活が始まります。

めしゆたかファームでは近所の農家さん達と共同作業、わいわいがやがや楽しく効率的に種まきを行います。

種まきは事前の段取りが大事。前日にオート播種(はしゅ)機と育苗器(発芽機)を小屋に設置し、作業当日は各自持ち場に陣取り、流れ作業で効率よく進めていきます。

オート播種機に育苗箱を入れ、ベルトコンベアの流れに沿って床土を敷き、肥料、水、種もみが播かれ、その上を土で覆い完了。

種もみがまかれた育苗箱は、30~32度に保った育苗器へ移し、1.2cmほどの苗へ一斉に発芽させます。

種まき作業のワンシーンを撮影してみました。ぜひご視聴ください。

稲作農家にとって一年の始まりである種まきは、人手が多いほど作業は楽になるので、周りの農家さんと協力して行うと疲れ知らず。ぎっしり土が盛られた重い育苗箱をトレーに載せたり、土袋を担いで土ホッパーに補充したりと力仕事が山盛りです。

種まきに使うオート播種(はしゅ)機、育苗器など高額な農機具を近隣の農家さんと共同で購入、所有するのでコストも抑えることができて一石二鳥。

農機具をシェアするという発想、簡単なようで実現するのが非常に困難です。

稲作農家は個人の専業、兼業農家が多くを占め、個人農家は規模の大小問わず一国一城の主。自己中心的に物事を考える傾向があり、農機具シェアの話をしてもとにかくまとまらない。柔軟な思考を持ちコスト削減への意識が強ければシェアすることで得られる恩恵は大きいのですが。自由気ままに機械を使って作業をしていきたい気持ちが強く、多額な借入をして高い農機具を自己所有している農家が多いのが現状です。

農機具のシェアによってコスト削減、そして近隣の農家さんとの距離感も縮まり、共同で作業することで効率アップ。良いことづくしです。

次回は育苗器の中で発芽した苗をご紹介します。

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