日本で最も美しい村、田園散居村として美しい光景が広がる飯豊町。
めしゆたかファームは、飯豊町下椿の稲作牛飼い農家です。
大英帝国の旅行家イザベラ・バードは、明治初期にこの地を訪れこのように表現いたしました。
”鋤(すき)で耕したというより鉛筆で描いたように美しい、ここは東洋のアルカディア(桃源郷)と”
めしゆたかファームが所在する飯豊町下椿地区には、粘着性の高い肥沃な土壌をもつ水田地帯が広がり、水源は飯豊連峰から流れ出る白川水系に発し、ミネラル豊かな豊富な清流がその流れを絶やすことなく注ぎ込みます。
飯豊町下椿には美味しいお米づくりに適した3つの要件が揃っています。
- 日本の中でも最もメリハリの効いた四季
- 昼夜の寒暖差が大きい
- 美味しいお米づくりに必須のミネラル、ケイ酸が豊富
特筆すべきことは、美味しいお米づくりに必須のミネラル、ケイ酸が下椿地区の土壌には豊富に含まれていることです。
ケイ酸は稲の光合成能力を高め、根、茎、葉を丈夫にし、いもち病などの被害を軽減することに貢献します。
ケイ酸が足りている稲は、茎も葉もピンと直立し元気な姿を見せてくれ、素人でも一目でわかります。ケイ酸を十分に吸った稲は食味が大変良いです。
面白いことに流域の表土からケイ酸分が著しく流出することにより、雪解け時期の3月下旬に白川水系のケイ酸が最高濃度となる研究結果が出ています。
注** 山形大学教育学部教授加藤武雄著『白川(最上川水系)の地球化学的研究』
雪解け水が豊富に注ぐ春先は、田んぼを耕し水を張る時期と重なり、タイミング良くケイ酸を山から水田へ運んでくれています。
日本屈指の米どころ山形県、その中でも有数の穀倉地帯飯豊町。
肥沃な大地で育まれた、規格外米(中米、欠損米)を選別機で丹念に取り除いた一等米のみを扱う、めしゆたかファームのお米をお楽しみください。