刈り入れ前の9月初旬、ぶらっと軽トラで10分ほどの山の中腹にある置賜三十三観音を訪ねてみました。
訪れたのは夕方、人の気配もなく静寂の中ぽつんと古びたお寺が佇んでます。
室町時代後期の建造物で飯豊町で最古といわれてます。
お寺の外観の写真がぶれてしまってアップできないのですが、驚いたのが、お寺の中に飾られている旧びた絵の数々。
文字も色あせ、昔の字体で解読不可ですが、境内を描いたようです。
明治初期、江戸時代後期に描かれたものでしょうか。
過ぎ去った歴史に思いを馳せ、現実から離れ不思議な気分をしばし堪能しました。
置賜郡飯豊町は戦国時代は伊達氏、江戸時代は上杉氏が支配し、歴史的建造物が点在しております。
過去の遺物に目を向けるのも一興です。