少し冷夏の心配をしておりましたが、稲は順調に育っております。
稲の成長スピードは品種によって違います。はえぬきとつや姫を同じ時期に植えても、はえぬきの稲は成長が早く、収穫時期も例年9月末ごろとなり、10月初旬のつや姫刈り取りよりも一週間半ほど差がでます。
ふと田んぼ横の水路に目をむけると小さなザリガニ。
毎年田んぼには豊かな生態系が自ずと形成され、おたまじゃくし、カエル、イナゴ、ドジョウ、ザリガニ、小魚、へびなど多くの生物でにぎやかですが、晩秋にはあれほど騒がしかった生き物たちの営みがぱたっと止み、静寂が訪れます。
そして翌春、田んぼに雪解け水が注ぎ込まれ外気が暖かくなると、どこからともなくざわざわし始め、また賑やかな営みが繰り返されます。
今年も美味しいお米がとれるよう、引き続き淡々と力を入れてまいります。