先月より今年のお米づくりが始まっております。
お米づくりの初めの一歩は種もみの選定と消毒。
他の種子同様、稲の種もみにもカビや病原菌が付着しており、何も対策せずそのまま播種するとカビにやられてしまい、発芽率は著しく低下してしまいます。
慣行栽培では一般に化学合成農薬を使用し種籾を消毒しておりますが、使用済廃液が環境を汚染する懸念があります。
めしゆたかファームでは昨年(2021年度)よりエコホープDJという、微生物糸状菌(トリコデルマ菌、森林土壌に普通に見られる種)の特性を活かし、稲の病害菌への防除効果が期待できる消毒剤を使用しております。
エコホープの有効成分である微生物糸状菌の特性とは、本菌株が種子表面で増殖し、病害菌と競合することで拮抗作用が働き、病害菌の増殖発病を抑制し溶かす作用が確認されていることです。参考:エコホープ製品情報
微生物の力を利用し病害菌を取り除く、安心安全なお米づくりへの大事な一歩に貢献しております。