梅雨が明け、ようやく天候も落ち着いてきました。
置賜地方は幸いにも豪雨被害はなかったのですが、最上川中流域の被害状況を目にし心が痛みます。
昭和42年の羽越水害では飯豊町も未曾有の水害を経験し、土地の年配者から聞くところによると、わたくしどもの田んぼのすぐ横まで水が溢れ、最上川源流の白川が唸るような大波で濁流となって暴れる様を見たとのことです。
農業は災害との共存。いつ何時自然災害が発生しすべてが無に帰すこともあり得るとの覚悟で、日々の稲作を励んでいきたいと思います。諸行無常の心構えでしょうか。
5月初旬から中旬に植えた苗はすくすくと成長し、まもなく出穂(穂がでること)を迎えます。
毎年8月初旬には穂が顔を出し、出穂後はすべての養分、真夏の照りつける日差しが穂へ注がれ、美味しいお米がつくられていきます。
収穫まであと一ヶ月半ほど。季節の移り変わり、時の流れは早いです。